北朝鮮のこと
今日のノルマの100問を終えて、採点にニンマリしたあと、テレビをつけたら、大変なことになってました。
本日、小泉首相が北朝鮮に乗り込み、金正日総書記と会談を行いました。もちろん、拉致問題が最大の関心ごとでした。
結果は、個人的には想像していました。11人全員の生存はありえないだろうな。結果はそのとおりでした。生存は4名。ほかは死亡。
拉致されたご両親は痛恨の極みでしょう。自分の息子、娘に先に死なれるということは、いたたまれない思いであることは察します。ただ単に「死んでます」では済まされないという気持ちもわかります。客観的には見られないでしょう。
でも、私は冷めてます。
そもそも、日本より環境が悪いであろう、北朝鮮へ連れて行かれて、20年以上も無事でいられるほうが不思議ではないでしょうか? リスク管理の視点で考えれば甘すぎます。
もちろん、この件で責任を取るべき人間はいるのかもしれません。細かい部分で不明な部分をさらに解明するべく、努力する必要があるでしょう。向こうが戦前の植民地政策に対する保障を求めるなら、こちらの拉致問題にも保障を求めることもありでしょう。
ただし、金正日総書記になってから、明らかに北朝鮮は変わってます。そして、これまで無視してきた拉致問題の存在を認め、国全体での関与は否定しつつも、謝罪をしています。
東アジア全体、韓国、中国、台湾、ロシアまでひっくるめた平和を考えたとき、今回の北朝鮮訪問によってもたらされる未来に期待するほうが、前向きでよいのではないでしょうか?
世論調査などがどういう結果になるか、ちょっと不安ですけどね。
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