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北朝鮮よりも外務省

あの日以来、北朝鮮の拉致事件に関する話がどんどんでかくなってます。

ただ、17日当日とちょっとニュアンスが違うのは、どちらかというと北朝鮮バッシングや小泉バッシングよりも、外務省バッシングの色が濃くなってきた、という点でしょうか。そんな気がするだけかもしれませんが。

すなわち、政府がだらしない、という論調ですね。いろいろわかっている範囲での外務省スタッフの報告は、まさに子供のお使い状態です。言われたことをそのまま伝えているだけ。必要以上に先方に気を使い、さらに詳しい内容を確認することもしない、という。

日本のいちばん偉い人が「拉致問題解決なくして国交正常化なし!」と言っているのに、です。悲しい知らせも、その信憑性が高ければあきらめがつくでしょう。直接、北朝鮮に行けて、自分の目で確かめられるのなら、現実を受け止められるでしょう。

拉致問題は、日本だけの問題ではありませんでした。まさに隣の国、韓国でも多くの被害者がおり、「日本に対して北朝鮮は拉致を認めた。じゃ、うち(韓国)は?」ということで大騒ぎになっているようです。韓国も、政府がだらしない、という感じになりそうです。

いずれにせよ、北朝鮮問題は東アジア全体にいろいろと影響を与え続けるのでしょう。

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