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ファイナンシャルプランナーと法律

とりあえず、まだ試験も受かっていないタマゴ(無精卵でないことを祈る(^^;;;)のファイナンシャルプランナーとしては、いろいろと勉強することがたくさんあります。

目先の試験を受かるための、各種制度の細かい内容を確認し、覚える必要もあるのですが、寄り道っぽく、各種法律に関してとっても興味を覚えています。

実は、私の友人に行政書士を目指して勉強している人がいるのですが、彼ら行政書士は、憲法から始めて、民法をメインに法律を学習してるんです。余談ですが、その友人、会社勤めを続けながらの勉強で、かなり苦労しているようです。サラリーマンをやめてから勉強をしている私は、彼に比べればすごくラクな受験勉強で、ちょっと申し訳ないくらいです。

もちろん、ファイナンシャルプランナーにも、あらゆる法律が出てきます。また、ファイナンシャルプランナーはその扱う業務が以外に広い割に、業際が非常に面倒な職種でもあります。例えば、税に関する相談は、一般論に噛み砕いて説明しなくてはなりません。が、それで納得いただけない場合は税理士を紹介しないといけません。確定申告用の書類作成を代行するなどもってのほかです。

もうひとつ例をあげます。退職金がいっぱい入って、どのように運用しようか、と相談を受けたとします。私、実はこの分野が大好きで(^^;;; ちょっと頑張ってみたいところですが、実際には投資先の助言業務は投資顧問登録がなされていないとできないことになってます。

ちょっと不思議なのは、IFAという制度があり、証券外務員試験に合格し、証券会社と外務員契約を結ぶと、投信などの商品は売れるようになるんですね。法律の隙間をついた制度のような気がちょっとだけするのですが、投資顧問業で開業するためにはかなり資金が必要になるので、初期のうちはこの制度が役に立ちそうです。

話がずれました。法律に関する話でした。

いずれにせよ、より細かいフォローを顧客にできるようになるためには、ある程度法律に精通していなければならないだろうな、と思うようになりました。しかし、いざ本屋を探してみると、ファイナンシャルプランナー向けの使い勝手のよい六法書が、売って無かったりします。宅建向けとか、福祉向けはあるのですが。

そこで、どこかの出版社で、ファイナンシャルプランナー向けの六法全書を作ってくれないかな? と、事あるごとに提案してみようかな、と思ってます。

※この記事に書かれている友人は、行政書士試験に失敗してしまいました。体調も崩したようで、少々心配です。また、六法全書に関しては「金融六法」というものがあり、それを使えばよいかもしれないですね。(2004/8/3追記)

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