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「ごまっとう」に関する考察

とにかく今現在、女性グループブームというのはとどまることを知りません。女性ボーカルブームと呼べるかもしれません。いま、この時代に、NTV紅白歌のベストテンがあれば、年間通して赤組の圧勝になることでしょう。ジャニーズ系だけでは太刀打ちできない状況だと思います。

このブームを引っ張っているのは、浜崎あゆみ、宇多田ヒカルなどのソロ勢、モーニング娘。などのつんくファミリー。そして、それらのおこぼれ狙い、もしくは原石を投入したかのような新人たち、コアなファンが固まる女性声優陣たちでしょう。

それでも、アーティスト系で攻める人たちと、あくまでアイドルとして売り出す人たちには、明らかな境界があったような気がします。

その中間を狙った、最初の成功例がZONEのような気がします。

ZONEは、アーティスト系からのアプローチです。では、アイドル側からのアプローチはどうなるのでしょう。

これまでは、ある意味アイドルでは大成せず、アーティスト系へイメージチェンジする、というほうが多かったように思います。すぐに思い出すのが持田香織のエブリリトルシングです。すなわち、中間を狙うことは無かったのです。いわば飛び越えていたのです。中途半端だと、どのあたりのユーザー層に訴えるかあいまいになるからです。

でも、ZONEがある意味で成功したことにより、アイドル側から中間を狙ってみるというチャレンジをしてみる価値が出てきました。

ごまっとうは、そんな、アイドル側からのチャレンジなのではないか、そんな風に思います。

ご存知、モー娘。を卒業したばかりの後藤真希。
現在、もっともキュートな10代ソロ歌手と言える松浦亜弥。
そして、その人気が拡大しつつある、藤本美貴。

この3人がトリオでCDを発売すると聞いたとき、どんな作品になるんだろう、と思ってましたが、まさか3人ダンサブルボーカルユニットを彷彿させるような作品になるとは……。

この3人組である以上、アイドルからのイメチェンは考えられません。

つんく♂らしい、アーティスト系女性新人3~4人グループの粗製濫造に対するアンチテーゼなのかもしれません。

※結局、ごまっとうは企画物1枚のみで終わってしまいましたけどね。(2004/8/4追記)

※Youtube貼ってみました。(2014/03/29追記)

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