四択対策:保険の細かい知識に要注意
ちょっとした研修を受けるため、明日から4日連続で出かける。CFP受験勉強は少々ペースダウンするが、研修内容そのものは実は「リスクと保険」に通じるもの(^^;;; 勉強も大事だが、実務をこなし、収入を得られるようにならなけばならない。
ほぼ、全分野の練習問題が、平均して6割は解けることが判明。残り4週間であと20点底上げしなければならない(本番では実力8掛けを想定)。本日は主にリスクと保険分野。以下はその一部。
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●クーリングオフの要件
・申し込み日、もしくはクーリングオフの内容を記載した書面を受け取った日のどちらか遅い日より、8日以内に書面により申し出る。郵送の場合消印有効。
●クーリングオフが適用できないケース
・保険会社の営業や、保険代理店事務所に出向いて契約申し込みをした場合。
・告知のさいに医師の審査を受けた場合。
・期間1年以内の保険に申し込んだ場合。
・自賠責保険など、法律上義務付けられている保険の場合。
・保険契約者が法人の場合。
●リスクマネジメント
・損害発生のメカニズム
ハザード(危険発生)
↓
ペリル(損害の原因)
↓
リスク(損害発生の可能性)
↓
ロス(損害)
●リスクマネジメントの手順
リスクの確認
↓
リスクの評価(測定)
↓
リスクの対処計画
↓
計画の実行と見直し
●リスクの処理技術
・リスクコントロール
リスクそのものに対処させるもの。
回避、損失制御、結合、分離、(リスクコントロールの)移転
・リスクファイナンシング
財務的部分にかかわるもの。保有と移転に大別される。
保有:借り入れ、引当金、経常費、自家保険、キャプティブ
移転:保険、保険以外の移転(保証人など)
●生命保険と税金
・夫婦年金において、保険料負担者が夫であるとする。夫が先に死亡したとき、妻が年金を受けられるが、年金受給権に対して相続税がかかる。
・一般財形積立保険は、満15歳以上の勤労者であれば誰でも加入できる。
・適格退職年金において、法人が負担した保険料は全額損金算入する。
・リビングニーズ特約における、指定代理請求人は、配偶者もしくは3親等内親族のものがなれる。受け取った生前保険金は非課税だが、使い切らずに被保険者が亡くなった場合、あまりには相続税がかかる。
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