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相続は総合力が問われる

相続・事業継承設計の科目は、金融資産運用設計、不動産運用設計、リスクと保険、タックスプランニングの4科目の複合問題と考えられます。そして、「誰々が死亡し相続が開始しました」という、気分が暗くなる話題の繰り返しです(^^;;;

相続税というのは、実際には相続全体のなかで、100件のうち5件程度にしか関係してきません。ほとんどの相続は、相続税基礎控除内で収まっているというわけです。ひとえに、基礎控除5000万円の威力が絶大なわけです。さすがに、この基礎控除を引き下げようという議論が起こっているようですが。

それはともかく、問題を解くにあたって注意しなければいけない点は、やはり相続人に海外居住の人がいるケースです。

あと、孫を養子にしているケースや、同時死亡が起きたケース、過大に生前贈与が行われているケースなど、注意しなければ思わぬミスにつながります。

もちろん、事業承継も忘れてはなりません。株式評価額の求め方など、しっかりできるようにしておきたいものです。

※やっとこさ、2015年より相続税の基礎控除が、3000万円+600万円×法定相続人数へと削減される予定になってます。(2014/04/02追記)

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