今月が正念場
一昨年、昨年と、5月を天井にどこどこ下がる株式相場、というのが続いていました。今年は4月が底値で、5月~7月までが回復基調になってます。
人の噂も75日と言います。これは、3ヶ月もすれば、その当時のことは忘れてしまうことが多いという例えです。
3ヶ月も上がれば、すなわち3ヶ月前までされていた「もしかしたら6000円台になるかもしれない」というような噂は、もう忘れられますよね。そして、直近の上げ相場のイメージが、より鮮明に残るようになります。
実は、昨年の2月~5月、日経平均は4ヶ月連続で陽線となりました。私はこのとき、ついに上げ相場が始まったと考えていたのですが、当時は弱気派のほうがまだまだ幅を利かせていました。そして彼らの思惑通り、その後下げつづけ、歴史的な7000円台という相場を演じることになったのです。
これは、4ヶ月続けて上げてしまったために、買いたい人たちが息切れを起こしてしまったと考えられます。
今月は、5月から始まった相場の、ついに4ヶ月目です。正直、陽線である必要はないです。ここで休んで9月以降の相場に備えたほうが、その後の上昇に期待が持てるような気がしてなりません。相場には休みが必要なのです。
先月安値の9078円を割らず、可能な限り9500円程度でもみ合う相場が理想だと、個人的には思います。もちろん、お盆休みがあり、商いが細ったときの波乱含みの動きには要注意です。
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