名球会資格変更
プロ野球には、「日本プロ野球名球会」という組織があります。これは、
・バッターの場合、2000本安打達成
・ピッチャーの場合、200勝達成
・昭和生まれである
などの資格を達成した選手もしくはOBに入会資格がありました。もっとも落合現中日監督などのように、自らの意思で入会しない人もいます。入る入らないは自由なのですが、ある意味、プロ野球選手としてのステータスでもあり、ほとんどの有資格者が入会しています。
この入会資格ですが、特にピッチャーの場合、先発中継ぎクローザーと、分業制が進んでしまい、なかなか200勝に到達しないというケースが増えました。
さらにはバッターも、大リーグなど国外に選手が流出し、日本のプロ野球の中での記録にこだわるべきなのか? という問題点が出ていました。
というわけで、入会資格が次のように変わったそうです。
・クローザーの場合、250セーブ達成
・アメリカ大リーグの記録は合算可能
したがって、現役選手の中で、マリナーズの佐々木選手と、ヤクルトの高津選手が、有資格者となったそうです(^^)
そして、ドジャースの野茂投手、マリナーズのイチロー選手も、来年には有資格者となりそうです。いや、めでたい。
ただし、「昭和生まれ」年齢制限に関する制限は変わらなかったみたいですね。もっとも平成生まれの人が対象になるまで、あと15年くらいかかりそうですが(^^;;; 名球会HPによると、「2リーグ制開始以降に活躍した選手が発起人となっているから」ということになってるようです。
« いよいよ今週発表ですが | トップページ | メディア・リンクスの不渡りはなぜ、知らされなかったのか? »
「スポーツ」カテゴリの記事
- 長嶋茂雄さん死去(2025.06.07)
- パリオリンピックが一段落(2024.08.12)
- 誰も幸せにならない直前すぎた体操五輪代表女子選手の処分について(2024.07.20)
- 大谷翔平選手の銀行口座が元通訳水原一平氏に好き勝手に使われていた件(2024.04.13)
- サッカー代表戦がテレビで見られないならネットで見ればいいじゃない?(2024.01.19)

