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郵貯限度超えのデメリットは?

郵便貯金は、1000万円まで預けられることになってます。

《 3/18付:郵便貯金の預入限度額以内に減額していただけないお客さまに対する国債購入について》

今後は、限度オーバーの貯金を、無理やり限度内にするために、郵便公社が勝手に超過分の金額で国債を購入するのだそうです。

私としては、「勝手に国債など買われては困る~」と思ってしまいます。でも、実際に国債を買われてしまうデメリットって何でしょう? ちゃんと伝わっているのでしょうか?

そもそも、この低金利のご時世に、6000万円以上も郵便貯金に預けたままにしてたようなお客さまですから、実際にはそのデメリットが伝わっていない気がするんですよね。しかも、お客さまの請求により、国債の売却の手続きができるのです。

私も正直な話、デメリットがすぐ思いつきませんでした。冷静に考えれば、次の3点が重要だと気付きます。

・国債の価格変動リスクにさらされる
・緊急時にすぐ引き出せない流動性リスクにさらされる
・そもそも預金と同じ感覚で預けてあるのに国債になるということは、国庫に召し上げられるのとほぼ同義。

もちろん、本来なら口座開設時に名寄せなどされ、事前に制限額がオーバーしていないかチェックされるべきです。郵政公社としては、郵政省時代のずさんな口座管理の後始末をしているだけなのでしょう。

今後も郵政公社として、しっかりとルールにのっとった口座の管理をしてほしいものです。

※古すぎて切れたリンクを処理しました。(2014/04/15追記)

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FPよもやま話:金融資産運用」カテゴリの記事

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