会社作るの大変~
昨日は1日中、会計ソフト、給与計算ソフトの勉強会をしてました。
前職以来、長く付き合っている友人が新たに会社を設立したのですが、いろいろな手続きをすべて1人でやってるため、大変忙しい思いをしているようです。その合間をぬって、経理部門の仕事で、私に何か協力できないかどうか、これまで何度か話し合ってきました。
結果的にいつも、私が力になる比重より、私とその友人と共に勉強をする、という時間のほうが多くなってしまい、私はほとんど役に立っていない、と唖然としながら帰ってきました。
私は、会社の定款作成など、会社設立の実務をしたことがないため、会社設立手続きに関してはまったくお手伝いできませんでした。念のため個人事業と会社は何が違うのかとか、会社設立手順などは、本などで知識を仕入れてはいたのですが。それを同行していっしょにやる度胸がなかったのです。仮に定款の文面などのアイディアを出したとしても、司法書士でも行政書士でもないため、その部分での報酬はいただけません。
会社設立後の、社長の給料をどうするか、そして、既に使っている領収書の会計ソフトへの入力はどうするか、などの問題にも取り組みました。給料に関しては給与計算ソフトを会社の内規に従って設定して行えばよいのではないか、という話になりましたが、社会保険料設定などは、このあと社会保険庁に行って手続きをしないと厳密にはわかりません。社会保険庁に同行しててきぱき対応する度胸もありません。会計ソフトも普段使っているものではなく、入力内容も会社簿記のため簿記3級ではアドバイスできるレベルを越えていました。いずれにせよ、社会保険労務士でもなく、税理士でも公認会計士でもないため、その部分での報酬はいただけません。
とりあえず、会計ソフトの簡易入力形式(取引内容を検索し、合致したものを雛型にして日付と金額を入力する)を主に使ってもらうことにしました。そして目の前で、経費の入力、現金残高の入力、預金残高の入力を手伝ってきました。その程度なら、アルバイト程度の報酬を請求してもよいかもしれません(^^;;;
彼にはその間も得意先からのアポイントがガンガン入ってました。従業員の雇用もしなければならないし、まだまだ各省庁に提出しなければならない書類は残っているし、当面の間は忙しい日々が続くようです。
私がそばにいることで、本当に役に立っている、せめて気晴らしになっているなら(相手が異性なら、気晴らしは最近の流行り言葉で癒しともいう?)、可能な限り付き合ってみようと思います。
それにしても、ファイナンシャルプランナーとして彼の役に立てるようになるのは、実は、会社設立が落ち着き、資金繰りが安定し、社長と役員に無事給与が支払われるようになった後なのだろうか、とも感じてます。それって、自分のスキルが低いだけなのか、ファイナンシャルプランナーとはそんなものなのか、いまのところは図りかねているところです。
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