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江角マキコさんが身をもって知る国民年金の重要性

国民年金保険料納付啓蒙CMに出演していた女優さん本人が、実は保険料を納めてなかったそうです(--;;;

デイリースポーツonline

 週刊誌誌上で国民年金の未納を指摘された女優・江角マキコ(37)が19日、未納の事実を認めた上で謝罪。即座に加入手続きを行い、この日のうちに納付した。

事実は小説よりも奇なり、とはまさにこのことです。江角さんは危うく、老齢年金支給額がゼロになるところを、保険料未納をゴシップとして騒いでいただいたことで、未然に防ぐことができたのです。

老齢基礎年金は、40年間の保険料納付期間のうち、25年以上の納付が行われない場合、支給額がゼロになります。

記事のとおり、1991年から保険料を納めていなかったのだとすれば江角さんは14年近く未納状態だったことになり、あと2~3年知らずに過ごしてしまっていたら、老齢基礎年金が1円もらえない状態になっていたところだったのです(>_<;;;

週刊誌に騒がれたことにより、本人は助かったのです。ナニが幸いとなるかわからないものです。

もっとも、国民年金保険料未納分は過去2年までさかのぼって納められます。また、本人が希望すれば、65歳まで納付可能です。

そのようにしてなるべく納めるようにしたとしても、約9年分は未納期間が残り、その分、全期間保険料を納付した場合と比較すると老齢基礎年金は少なくなります。江角さんは身をもって、年金額が低くなることを知るわけです。

もちろん、加入手続きをし、過去2年分の未納を払い込み、今後の保険料を滞りなく納めるなら、障害年金を受給する権利は得られます。障害年金とは、万が一本人が事故に合い、障害者として認定された場合に支給される年金です。

国民年金は当てにならない、という議論をされる方が多いようですが、銀行の普通預金金利が0.001%の時代です。国家というバックボーンがあるという点では、現在の郵貯と変わらないはずで、もっと当てにしてもよいと思うのですが、いかがでしょう?

※ニュースリンク処理しました。下記に参考リンクを追加します。(2014/04/15追記)

47NEWS:未納問題で江角さんが謝罪 失態の社保庁に逆風やまず

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