ラップ口座で人任せOKだけど
2004年4月より、証券仲介業制度がスタートしますが、ほかにも規制緩和により、個人向け「ラップ口座」が解禁される予定となってます。
ラップ口座を簡単に説明すると、こんな感じです。
1 投資家は証券会社にラップ口座を開設する。
2 投資家は証券会社から紹介された投資顧問会社と投資一任契約を結ぶ。
3 投資顧問会社は、契約に基づいて、投資家から預かった資金で投資を行う。
4 投資家は利益が出たときは資金に見合った手数料と成功報酬を支払う。
なお、損失を被ったときには、手数料のみ支払う。損失の範囲は、契約内容により限定される場合がある。
一任契約とはすなわち、勝手に投資しておいて、という契約です。証券投資を自分でやるのは面倒だ、という人向けかもしれません。
投資顧問会社のほうはまかされたお金を自由に運用はできますが、利益が出るパフォーマンスを上げられなければ成功報酬をもらえません。
以上が、ラップ口座の概要(というか、私が理解できている範囲)ですが、解禁を見越し、大手証券会社が動き始めました。
日興コーディアル証券:日興SMA
金額ベース株式売買システム、ストップロスシステム、カスタマイズシステムといったあたりの説明を読む限り、「個人別にカスタマイズした投資信託を組んでもらえるサービス」だと考えられます。
ただし、最低投資金額1000万円からのサービスとのこと……。やはり資金が少ない人は、まず自分でやるしかないみたいですね(^^;;;
※当時のリンクは切れてるので削除。参考に現在のSMA関連のリンクを↓に。(2014/04/13追記)
SMBC日興証券:日興ファンドラップ/SMA
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