保険と貯蓄は違うもの

最近、だんだんと節操なくなってきたトラバッ企画(^^;;;

本日は、社会保険労務士＆中小企業診断士のダブルライセンサーらしい方のブログ「独立開業したいサラリーマンのための年金・社会保険の知恵」に、トラックバックさせていただきます。

国民年金など、社会保障に関してはさすがに本業らしいので詳しそうです。後日、じっくりと拝見させていただきます。

民間の生命保険で苦い思いをされているようですが、

（私は終身部分は貯蓄と割り切っています）

この部分にちょっと引っかかりを感じました。

終身保険、もしくは終身特約、すなわち亡くなった時に当初に決められた金額を支払うという保険契約の場合、現在の予定利率では、解約払戻金が支払い保険料を上回ることはまずありえません。

水先案内人さんのおっしゃるように、転換時点の予定利率であれば、たしかに解約返戻金がより早く増えていくのでしょう。

生命保険の終身部分を貯蓄と割り切る、という意味を図りかねています。終身保険にはたしかに契約者貸付を受けられる場合もあります。解約時にお金も戻ってくる場合もあります。しかし、保険事故を起こさずに支払った保険料よりも多くの金額を得られるということは、まずありません。

保険はあくまで保険です。貯蓄が必要なら銀行積立預金のほうがよっぽど利便性が高いです。

※もちろん、厳密には、一時元本を上回る解約払戻金を受けられる終身保険は存在します。(2014/05/05追記)