12/27-1/7:もみ合うも13週平均は上向きへ
年末の相場は、順調に上伸したものの、日足で見ると陽線陰線の繰り返しで、方向感の乏しい値動きになりました。年始の相場は一部指標で過熱感が現れたことによる利益確定売りが強かったように見えます。
まずは年末の値動きより。
続いて年明け直後の値動き。
| 指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 11,458.27 | 11,547.02 | 11,372.21 | 11,433.24 |
| TOPIX | 1,147.24 | 1,154.19 | 1,137.98 | 1,145.76 |
各インデックスともに、日足では15営業日ほど、きれいな右肩上がりの直線が引けるような上昇を描きました。さすがに移動平均乖離率などが高い数値になったためか、年明けの5日水曜日以降はもみ合いとなりました。特に6日木曜日と7日金曜日の日足が、日経平均が強いかぶせ線、TOPIXが弱いかぶせ線であり、目先は少々弱気判断になるかもしれません。
ただ、13週移動平均線が上向きとなり、長期派としてはほっと一息つける状況になりました。
1月11日以降は、このまま昨年10月高値近辺をもみ合う状況が続くと思われます。年末3週間のような強い上昇には、さすがにならないでしょうが、あっさり上向いて、昨年7月以来の日経平均11600円台回復へのチャレンジとなるかどうかが見所です。
下に向かう場合でも、26週平均線近辺でのもみ合いで済むのではないかと思われます。
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