休日の過ごし方
昔から、休日に何をして過ごすかが、ヘタクソな人間です。
中学から大学卒業までは週末昼間のラジオ番組にハマってました。具体的には、土曜日のニッポン放送「オリコン全国ヒット速報」、日曜日はニッポン放送「不二家歌謡ベストテン」と文化放送「決定! 全日本歌謡選抜」などなど。
ラジオから流れてくるランキングと、当時の歌謡曲をずっと聴いて過ごしていたわけです。出かけるわけありません。私の学生時代は土曜日は学校が半ドンでしたし、出かける習慣がなかったのです。
就職してからは、休日はほぼ仕事でした。
特に最初の10年は、休日にまともに休めた記憶がありません。時流に乗り、週休2日体制が始まったばかりのころでしたが、それは休日出勤者の時給稼ぎに利用されるだけでした。会社も働くことは咎めませんでした。人が足りない状態で雑誌を作っていたからです。
土日を有意義に過ごす習慣がついていないものですから、いま、ふと3連休などがあっても、なかなか出かけようという気が起きません。友人や、お客さまに、休日に連絡を取るのも気が引けます。
思えば、小学校のころから、休みの日によそ様の手間を煩わせてはいけない、というふうにしつけられていたようにも感じます。また、両親、特に父親に関しては友人のもとへ遊びに行くというのも、友人が遊びに来るというのも見たことがありません。
出かけない自分が自然なスタイルでしたが、たまに、これでよいのか? と思うようにもなりました。残念ながらすぐには習慣は治らないでしょうが、もっと他人と交われる休日を模索する必要がありそうです。
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