2/14-18:いつのまにか半年来高値
2月第3週の週足は、日経平均が小陽線、TOPIXが小陰線となりました。過去半年来高値についに到達。株価が経済の先行指標であるならば、日本経済が踊り場から再び成長方向へ向かうことを折り込み始めた、と考えてもよいかもしれません。
2005年2月14日~18日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,644.40 | 11,684.91 | 11,562.93 | 11,660.12 |
TOPIX | 1,170.15 | 1,172.39 | 1,160.34 | 1,166.57 |
・日足の状況
日経平均は14日月曜日より4日連続陰線。ただし、火曜日と木曜日は始値と終値が1~2円程度の差であり、ほぼ十字線に見えます。一方、TOPIXは14日月曜日より4日間はっきりとした陰線が続き、かなり弱い動きでした。
ところが、両指数とも金曜日に強い陽線となりました。金曜日に上げる相場が連続しており、短期派が5日移動平均と比較し、安値を買っていると想像できます。
・週移動平均線との位置関係
両指数とも、13週移動平均線と52週移動平均線のゴールデンクロスが起きました。したがって、上から現在値、13週移動平均、52週移動平均、26週移動平均の順番になっています。
・2月第4週の楽観的シナリオ
日経平均はこのまま11600円以上へ、TOPIXは1160ポイント以上への定着を試す値動きとなりそうです。2月第3週の前半の下落基調により、各オシレータ指数が下落、上値を追う余地が生まれました。
・悲観的シナリオ
移動平均乖離率が相変わらず高い水準に変わりなく、再び下落傾向を見せる可能性もあります。日経平均なら11500を再び割ることもありえます。
・楽観と悲観の割合予想
今週は6対4で楽観的シナリオ有利と見ます。各週移動平均線が右上がり傾向を示しており、悪材料で下げたとしてもその幅は限定的でしょう。
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