2/21-25:引き続き高値へのチャレンジか?
2月第4週の週足は、日経平均、TOPIXともにほぼ下影陰線(カラカサ)でした。上値でのこのローソク足は通常、売りのサインです。過去半年来高値は続いており、少々心配なサインにはちがいありません。
2005年2月21日~25日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,682.19 | 11,690.49 | 11,452.42 | 11,658.25 |
TOPIX | 1,170.19 | 1,170.22 | 1,150.26 | 1,167.33 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、21日月曜日から陰線3日、陽線2日と続きました。水曜日を底に、金曜日には月曜日の水準まで戻りました。金曜日に上げるというパターンが続いており、それが崩れない限り底堅さを感じる相場が続きそうです。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、先週より高値より現在値、13週、52週、26週移動平均線の順に並んでいます。3つの平均線すべてがはっきりした右肩上がりであり、中長期を見越す場合、安定感があります。
・3月第1週の楽観的シナリオ
2月高値をクリアしたあとはもみ合う動きになるでしょう。日経平均なら11800円台、TOPIXなら1180ポイントにチャレンジする局面が見られるかもしれません。
・悲観的シナリオ
日経平均が11600円、TOPIXが1160ポイントを割るようだと、23日水曜日の安値まで下落。徐々に13週移動平均まで近づく展開が考えられます。
・楽観と悲観の割合予想
7対3で楽観的シナリオ有利と見ます。週末の海外相場が上昇で終了しており、まずはそれを引き継いだ動きからスタートするでしょう。
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