2/28-3/4:いつ一服があってもおかしくない
3月第1週は、日経平均、TOPIXともに週足が大きめな陽線となりました。上ヒゲも下ヒゲも小さく、強い上昇基調を感じるローソク足でした。
2005年2月28日~3月4日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,742.01 | 11,881.98 | 11,704.32 | 11,873.05 |
TOPIX | 1,175.77 | 1,193.38 | 1,173.53 | 1,192.11 |
・日足の状況
TOPIXだけを見ると、5日連続の陽線でした。前週より引き続き終値比で7営業日連続値上がりとなり、強い上昇トレンドを感じさせます。
日経平均のほうは、少々の足踏みがありました。終値比で7営業日連続値上がりに違いないですが、月曜日の日足は陰線でした。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上から週末終値、13週平均、52週平均、26週平均の順に並んでいます。どの線も右肩上がりで、26週線が52週線に順調に近づきつつあります。
・3月第2週の楽観的シナリオ
日経平均なら12000円、TOPIXは1200ポイントには届くと思われます。あっさり超えるようなら、次の高値めどである2004年5月の高値へのチャレンジが見られるかもしれません。
・悲観的シナリオ
そろそろ過熱感が漂い始めます。移動平均乖離率が高めになっており、数日の停滞がいつ起こってもおかしくありません。それでも、日経平均なら11800円以下に数日沈む程度でしょう。
・楽観と悲観の割合予想
7連騰というなかなかない上昇を経験したため、数日程度の短期では6対4程度の割合で悲観的シナリオによる備えをしておきたいところです。
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