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3/7-11:けっこう厚かった12000円の壁

3月第2週は、日経平均週足が小陰線で一度も12000円に届かず。TOPIX週足が小陽線で、1200ポイントの大台に乗せたまま引けました。日経平均とTOPIXで少々異なる傾向を示しています。

2005年3月7日~11日の株価変動は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均11,935.8011,975.4611,838.0211,923.89
TOPIX1,197.771,203.591,194.171,200.00
出典:各種報道より

・日足の状況
日経平均日足は月曜日より、陰線陰線陽線陰線陽線の並びとなりました。下値でこの並びが出ると、反転上昇のサインであるケースが多いそうです。結局のところ、月曜日の11975円をその後、抜けなかったという上値の重さが気になります。

TOPIX日足は月曜日より、陽線陰線陽線陰線陽線の並びとなりました。大台で引けてなにより、という印象を残しました。

金曜日は両指数とも陽線でしたが、大引け間際に下げで推移するなど、先週までと傾向が異なってきたのが気になります。

・週移動平均線との位置関係
両指数とも、上から、終値、13週平均、52週平均、26週平均の順番に変化はありません。当面はこの順序が続きそうです。

・3月第3週の楽観的シナリオ
日経平均は、まずは先週高値を軽々抜けるのが前提ですが、達成できれば今週こそ12000円に突入。その後方向感のない展開が続くものの、12000円台を保つでしょう。

・悲観的シナリオ
過熱感が強く、日経平均なら11700円台、TOPIXなら1170ポイント台まで下落することもありえます。

・楽観と悲観の割合予想
8対2で悲観シナリオ有利と見ます。ただ、目先の下げは、急落でなければよい押し目になりそうです。

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