4/18-22:週足下ヒゲが下値メドとなるか?
4月第3週の各インデックスは、木曜日前場まで大きく下げた後、急激に戻り、日経平均、TOPIXともに週足は下ヒゲの長い陰線となりました。特に日経平均は陰の寄付坊主であり、通常は下値メドとなるサインとなりますが、52週移動平均線まで戻らなかった点が気になります。
2005年4月18日~22日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,223.65 | 11,223.65 | 10,770.58 | 11,045.95 |
TOPIX | 1,136.75 | 1,139.79 | 1,104.30 | 1,130.89 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、月曜日より陰線陽線陰線陽線陰線となりました。全体的に値動きが荒いというイメージが残りました。金曜日がほぼ安値引けで終えたのが気がかりです。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均、現在値の位置関係となっています。現在値が3本の週平均線より下に沈んだのは、昨年末の12月上旬以来です。52週移動平均線が下向きになっているのも気になります。
・4月第4週の楽観的シナリオ
25日移動平均線や13週移動平均線からの乖離率が意識された反発があるるかもしれません。日経平均なら、52週移動平均線付近である11290円付近に復帰できれば一安心です。
・悲観的シナリオ
52週移動平均線や26週移動平均線を突破できずに下落しそうです。日経平均なら11000円以下へ定着を意識した動きになるかもしれません。
・楽観と悲観の割合予想
正直判断が難しいですが、6対4の割合で悲観的シナリオ有利と見ます。週末よりゴールデンウィークがスタートするため、普段よりも出来高が下がり、様子見相場となりそうだからです。
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