4/4-8:節目を上抜ければ安心感が出そう
4月第1週の各インデックスは、日経平均、TOPIXともに週足で大陽線となりました。それぞれ25日移動平均線より上値に復帰。特にTOPIXの1200ポイント台回復は明るい材料です。
2005年4月4日~8日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,666.31 | 11,911.90 | 11,652.66 | 11,874.75 |
TOPIX | 1,183.32 | 1,202.46 | 1,182.69 | 1,201.30 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXの日足はともに、月曜日より陽線陽線陽線陰線陽線となりました。特に日経平均は6日水曜日まで、6営業日連続の陽線でした。3月29日の大陰線による下げを一気に取り戻すことができたのがなによりでした。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より現在値、13週平均、52週平均、26週平均の順に変わりはありません。移動平均乖離率が大きくなってますが、まだ3月上旬ほどの乖離率ではありません。
・4月第2週の楽観的シナリオ
無事に25日移動平均線よりも高値に復帰したうえ、下値メドとして機能するなら、日経平均はいよいよ12000円台へチャレンジする状況になります。無事にクリアするならその後の上昇に勢いがつく可能性が高くなります。
・悲観的シナリオ
そうは言っても、13週移動平均線くらいまでの下落はいつでも備えておくべきです。あっさりと25日移動平均線を割るようであれば、日経平均は再び11700円割れというシナリオもありえます。
・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利と見ます。しかし、週末のNYダウ、NASDAQが下げて終えており、その影響を受けて下げでスタートするかもしれません。下げたさいには、25日移動平均線前後をどう推移するかに注目すべきです。
« 桜、サクラ、さくら | トップページ | ブログランキングって »
「FPよもやま話:金融資産運用」カテゴリの記事
- 株主優待銘柄選択方法(2024.06.09)
- 【雑記】FIRE、もしくはフルリタイヤ生活に関して思うこと(2024.03.05)
- 【小ネタ】新NISA成長投資枠の使い方はもっと自由でかまわない(2024.01.26)
- 新NISAについての雑感~貯蓄から投資へは実現するのか?(2024.01.15)
- 株主優待のみで年に100回も映画を見ることがあまりうらやましいと思えない理由(2024.01.09)