5/16-20:2点底を打ったか確認が必要
5月第3週は、日経平均、TOPIXともに陰線で終わりました。しかし、ともに下ヒゲが長くなっており、日経平均なら10780円前後、TOPIXなら1105ポイント近辺での底堅さを感じる値動きになってます。
2005年5月16日~20日の株価変動は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 11,045.29 | 11,110.45 | 10,788.59 | 11,037.29 |
TOPIX | 1,133.66 | 1,136.43 | 1,108.67 | 1,129.81 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、16日月曜日より「陰線陰線陰線陽線陰線」と推移しました。もし、月曜日が陽線になった場合、下値からの反転サインになる可能性が出てきます。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上より、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均、現在値の順になっています。特にTOPIXは、20日金曜日の高値が52週移動平均を突破できずに下げており、上値の重さを感じさせます。
・5月第4週の楽観的シナリオ
各週移動平均線が徐々に下落しているものの、並び方は上昇トレンドそのものです。4月21日安値を5月17日安値が下回らず回復したことから、株価回復のシナリオを描くこともできそうです。日経平均なら11300円、TOPIXなら1145ポイント前後への上昇も期待できます。
・悲観的シナリオ
出来高の低調が続いており、まだまだ慎重に対応せざるをえないでしょう。日経平均なら10900円台、TOPIXなら1110ポイント台への下落もありそうです。
・楽観と悲観の割合予想
目先はまだ強気になりきれず、7対3の割合で悲観的シナリオ有利と見ます。楽観に転ずるためには、TOPIXが52週移動平均線以上に23日月曜日中に回復できるかどうか、に注目したいところです。
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