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FPフェア(3) 自主セミナーへの道は厳しい

FPフェアの3コマ目は、幸せマネー塾の谷上美保子さんのセッションを受講しました。

お一人で? お客集め、会場の設定、レジュメや講義内容作成、事後の個別相談までされているそうで、そのパワーには圧倒されます。 

いくら講義を計画したとしても、お客さんが集まらなければ話になりません。

最初のうちは、地元新聞に広告を出しての集客を試みたそうです。しかし、反応は残念ながらゼロ。

そこで、口コミ集客に切り替えたそうです。普段通っている習い事やサークルのお友達に声をかける。少しでも顔を思い出せる同窓生に連絡してみる。なんでもいいからちょっとしたお友達にFAXを送ってみる。メーリングリストへ広告を出してみる、など。

そんな地道は集客を行い、昨年秋より(正確な時期は失念)毎月、自主セミナーを開けるようになったそうです。

ただ、いざセミナーを開けたとしても、そこには苦労がやっぱりあったようです。

初期の段階では、タイトルから内容がイメージしにくく、しかも一般的な内容に終始してしまったとのこと。

やはり、セミナーを受けようとまで思う人は、金融機関で聞ける話とは違う話を聞きたがっている。そして、明日からすぐにでも実行できる、役に立つ情報が必要だ、とのことでした。谷上さん本人は、自分の得意分野である証券投資に関するセミナーに特化するようになってから、よいセミナーが出来るようになったとのことでした。

自主セミナーを続けるうちに、講師の依頼を受けることを意識し始めたとのことでした。FPフェアのセッション参加も、当たって砕けろというイメージで取り組んだのでしょう。お客集めは楽できたかもしれません。講師として呼ばれる場合は、講師に専念できますからね。

異業種交流会への参加はもちろん、さまざまな交流会での名刺交換、協会の支部やスタディグループへの参加により、紹介を受けるとか。やはり足で稼ぐ必要があるようですね。あった人との年賀状は必須。

そして何より、自分よりも明らかに実績のある人に対しての売り込みは重要なようです。その人に認められるよう、1分で自己アピールできるよう、いつでも準備しているとのこと。

1分で相手を引き込むというのは、普通の営業でも意識したいところです。

谷上さんの講義を一通り聞いてみて、自主セミナーを開くには、地道な努力とやりぬくパワーが必要なのだな、とつくづく思いました。ただ、人には苦手分野が必ずあるのだから、苦手分野を人に頼んでしまうのも方法だ、とおっしゃった言葉に、少し救われたのと、はやく仲間作りをするべきだな、と改めて考えました。

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