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5/30-6/3:上昇期待と平均線下落のせめぎあい

5月第5週のインデックスの週足は、日経平均、TOPIXともに上ヒゲの長い陽線となりました。ともに13週移動平均線を意識した値動きのように見えました。

2005年5月30日~6月3日の株価変動は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均11,201.3211,374.6911,197.7911,300.05
TOPIX1,134.621,157.221,134.371,147.72
出典:各種報道より

・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、30日月曜日より「陽線陽線陽線陰線陰線」と推移しました。週の後半は上値の重さが気になりましたが、金曜日の日足はそれぞれ下ヒゲが長く、特に日経平均では、いままでなかなか上回れなかった11200円が、逆に下値抵抗線として機能し始めたように思われます。

・週移動平均線との位置関係
両インデックスとも、位置関係は上値より13週移動平均線、26週移動平均線、6月3日終値、52週移動平均線となっています。52週線を上回ったのはよい知らせですが、日経平均は次週には13週線と26週線のデッドクロスが確実となり、このテクニカルサインが嫌われることも考えられます。

・5月第5週の楽観的シナリオ
引き続き、短期的な上昇トレンドが続くと判断し、13週移動平均線を上回る局面が現れる可能性があります。その後はもみ合う展開になりそうです。日経平均なら11420円前後、TOPIXなら1160ポイント前後が期待できます。

・悲観的シナリオ
そうはいっても、日経平均の週移動平均線のデッドクロスが気になります。目先下落に転じる可能性も高いです。それでも日経平均は11200円の底堅さを期待したいです。TOPIXなら1130ポイント前後への下落は十分あり得ます。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観シナリオ有利と見ます。13週移動平均線の下落率を見ると、なかなか強気にはなれません。来週のデッドクロスがだましになるためには、楽観的シナリオをさらに上回る上昇が必要です。金曜深夜の海外市場の動向も、あらかじめ調べておきたいところです。

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