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6/13-17:平均線上抜けを保てば先行き明るい

6月第2週の日経平均、およびTOPIXはともに、上値、下値、終値のすべてが切り上がりました。週足も陽線でした。日経平均はこれで4週連続の陽線。TOPIXも3週連続の陽線で、TOPIXの13週移動平均線と26週移動平均線のデッドクロスをダマシサインにしてしまいそうな勢いです。

2005年6月13日~17日の株価変動は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均11,308.6511,514.0311,299.7811,514.03
TOPIX1,149.221,172.331,148.921,172.33
出典:各種報道より

・日足の状況
各インデックスごとに歩みが異なりました。
日経平均は「陽線陰線陽線陰線陽線」となりました。
TOPIXは「陽線陰線陽線陽線陽線」となりました。
毎日の値動きはそれほど大きくないものの、着実に毎日、上値、下値、終値のすべてが切り上がっています。

・週移動平均線との位置関係
TOPIXの平均線でデッドクロスが起きました。
よって、両インデックスとも、上値より、17日終値、26週移動平均、13週移動平均、52週移動平均の順番になりました。13週移動平均が上向きに変化するにはあと数週かかりそうだ、という点だけは少々心配です。

・6月第3週の楽観的シナリオ
4月中旬の大幅下落を一気に取り戻すかもしれません。日経平均なら、4月13日の安値11603円を一気に上抜けるような状況になれば、11700円台への定着する値動きとなるかもしれません。TOPIXなら1180ポイント前後で推移しそうです。

・悲観的シナリオ
連日の上昇が続いているため、そろそろ下落、というのはいつでもありえます。それでも下値メドは、日経平均なら11400円前後、TOPIXなら1160ポイント前後だと思われます。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利に転換します。26週移動平均は上向き、52週移動平均は横ばいであり、当面は26週移動平均線を下値メドにして相場動向を見守ればよいでしょう。

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