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9/12-16:いいうねりが長く続くか?

9月の第3週、日経平均の終値は12,958.68円、TOPIXの終値は1,328.84ポイントでした。

両インデックスとも、週足が6週連続の陽線となりました。日経平均、TOPIXともに、高値、安値、終値がともに上昇しました。特に先週の高値と今週の安値がまったく重ならない「窓空き」という状態になり、今後の下値メドとして非常に重要な価格帯が出来ました。

2005年9月12日~16日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均12,841.0212,992.9912,806.7112,958.68
TOPIX1,307.711,329.721,305.261,328.84
出典:各種報道より

・日足の状況
日足の状況は、日経平均、TOPIXではかなり異なりました。日経平均は12日月曜日より「陽線陽線陰線陽線陰線」、TOPIXは「陽線陽線陽線陽線陽線」となりました。特にTOPIXは先週より6日連続陽線となりました。ただし、16日金曜日の陽線は、高値での十字線である点が気になります。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より、16日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番が変わりません。すべての移動平均線の右上がりを描いており、当分は明確な順張り状態が続くと思われます。

・9月第4週の楽観的シナリオ
素直に上昇トレンドと見てよさそうです。日経平均なら13200円台、TOPIXなら1360ポイント台へあっさり届きそうな勢いです。

・悲観的シナリオ
そうは言っても、株価上昇が急激だという印象が強くなりつつあります。日足ベースでの調整は起こっているようですが、今後、いつ週足で陰線となってもおかしくありません。それでも次週に関しては、下値は日経平均で12800円前後、TOPIXで1300ポイント程度でしょう。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観的シナリオ有利とします。次週は3営業日しかなく、比較的慎重な売買が行われると思われます。また、6週連続週足陽線であり、これが7週、8週と続くとは思えません。ただし、中長期的には、引き続き強気姿勢継続であることは変わりません。

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