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9/5-9:選挙終了後の値動きに注目

9月の第2週、日経平均の終値は12,692.040円、TOPIXの終値は1,293.35ポイントでした。

両インデックスとも、週足が5週連続の陽線となりました。日経平均、TOPIXともに、高値、安値、終値がともに上昇しました。郵政民営化法案の参議院否決以降、一貫して上昇を続けたことになり、この勢いのまま総選挙の投票に突入します。選挙結果によりさらに勢いづくか、逆に反動が起こるか非常に気になります。

2005年9月5日~9日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均12,616.3012,730.2112,498.4012,692.04
TOPIX1,284.991,296.971,274.631,293.35
出典:各種報道より

・日足の状況
日足の状況は、日経平均、TOPIXともに、5日月曜日より「陽線陰線陰線陰線陽線」となりました。火曜日以降、木曜日まで軟調な印象でしたが、金曜日の大陽線大引け坊主で雰囲気が一変した感があります。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より、9日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番となっています。各平均線ともに右肩上がりであり、時価との乖離率も拡大気味で推移しています。

・9月第3週の楽観的シナリオ
選挙結果にポジティブな反応を起こした場合、具体的には、現与党の改革推進派が選挙に勝利した場合には、さらなる上値追いを演じるでしょう。日経平均なら13000円台、TOPIXなら1320ポイント台突入となる可能性があります。

・悲観的シナリオ
こちらも選挙結果次第です。改革反対派が予想以上に健闘する、もしくは政権交代になりうる結果となった場合、今後の政局不安が続くことになり、反動により下落基調になる可能性もあります。日経平均なら12300円台、TOPIXなら1250ポイント台への下落はあり得ます。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利とします。6週、7週と週足陽線が続くとは考えにくいのですが、総選挙で与党勝利を想定したとき、素直に好感する動きになるのではないかと思われます。ただし、材料出尽くしとなり、逆に反応することもあり得ますし、最後の最後で野党が逆転することも考えられます。よって、選挙の結果と、その後の値動きにには要注意です。中長期的には、引き続き強気継続とします。

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