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10/11-14:上値突破が続くか要注目

10月第2週、日経平均の終値は13,420.54円、TOPIXの終値は1,397.93ポイントでした。

両インデックスとも週足では陽線となりました。日経平均は高値のみが下落で、安値、終値は先週比上昇、TOPIXはザラ場での年初来高値を更新したうえで、安値、高値も先週比上昇となりました。週足ベースではまだまだ上昇を続けている傾向が見て取れます。

2005年10月11日~14日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均13280.3313704.0913241.8413420.54
TOPIX1377.151430.821375.781397.93
出典:各種報道より

・日足の状況
10月10日が体育の日だったため、今週は4営業日のみの商いでした。日経平均、TOPIXともに、11日火曜日より

「陽線陰線陽線陰線」

と推移しました。日足ベースでは、そろそろ上値の模索が始まりつつも、ある程度下落すると押し目買いによって買われる、という印象が非常に強いです。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より、14日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番は変わりません。日足ベースで株価が上下を繰り返すうちに、各平均線が現在終値に徐々に近づいてきています。

・10月第3週の楽観的シナリオ
ここ2週の値動きで、はっきりとした上値のメドが見えます。具体的には、日経平均が13780円、TOPIXが1431ポイントです。これをあっさり超えるようであれば、ここ半年ほど続いている上昇が継続すると考えられます。

・悲観的シナリオ
今週はたまたま陽線でしたが、明らかに簡単には上がらないという雰囲気ができ始めているように思います。一方的な上昇はとまり、レンジ相場への移行も考えられますが、日経平均が13300円、TOPIXが1370ポイントを割るようであれば、目先のさらなる下落を注意する必要がありそうです。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観的シナリオ有利とします。目先は調整色が強くなる可能性があります。それでも、中長期の移動平均線はまだまだ右上がりが続き、3ヶ月~半年先を見越せば上昇傾向は変わらずと言えそうです。


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