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10/17-21:目先調整局面入りか?

10月第3週、日経平均の終値は13,199.95円、TOPIXの終値は1,385.37ポイントでした。

両インデックスとも週足では下ヒゲの長い陰線となりました。日経平均、TOPIXともに、高値、安値、終値がそれぞれ下落しました。週足の陽線陰線の組み合わせがあまりよくないため、今後の株価動向には細心の注意が必要になってきています。

2005年10月17日~21日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均13,486.1813,510.6312,996.2913,199.95
TOPIX1,404.501,406.471,363.661,385.37
出典:各種報道より


・日足の状況
10月17日月曜日からの日足は、日経平均、TOPIXともに

「陰線陰線陰線陰線陽線」

と推移しました。特に10月14日より続いた5営業日連続陰線というサインは、短中期において下落傾向が強まる可能性を読み取れます。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、まだまだ上値より、21日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番を保っています。週平均線ベースでは乖離率の減少が進んでおり、急激な上昇に対する調整が徐々に進んでいるという感じです。

・10月第4週の楽観的シナリオ
金曜日の日足が下ヒゲ長めの陽線になったため、20日木曜日までの下落ショックは和らいでいるように思えます。ここからまず、日経平均は25日移動平均線の再突破を目指したいところです。TOPIXは25日移動平均線を上抜けしているので、下値抵抗として機能するようになれば先行きの明るさを取り戻すでしょう。

・悲観的シナリオ
出来高が明らかに減少傾向を示しており、6月~9月までのような上昇はしばらくない、という雰囲気が出来つつあります。インデックスは13週移動平均線に向かって続落。日経平均なら12750円割れ、TOPIXなら1320ポイント割れの局面があるかもしれません。

・楽観と悲観の割合予想
7対3で悲観的シナリオ有利とします。調整色がさらに強まると思われます。結局のところ相場の上下動(ランダムウォーク)のどちらが起きても問題ない、という心構えを作るほうが重要だと思われます。

※もっと詳しく知りたい方、私の話を直接聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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