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10/24-28:しばらく膠着感が漂うか?

10月第4週、日経平均の終値は13,346.54円、TOPIXの終値は1,419.84ポイントでした。

両インデックスとも週足では陽線となりました。日経平均は前週比で高値が下落、安値、終値が上昇でした。TOPIXは高値、安値、終値ともに上昇しましたが、ザラ場の年初来高値を更新するには至っていません。今後しばらくは上値が重い展開が続きそうです。

2005年10月24日~28日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均13,232.4113,501.2413,083.0413,346.54
TOPIX1,388.821,425.881,374.521,419.84
出典:各種報道より


・日足の状況
10月24日月曜日からの日足は、日経平均、TOPIXで異なりました。

日経平均は「陰線陽線陽線陰線陽線」
TOPIXは  「陰線陽線陽線陽線陽線」

と推移しました。TOPIXは4日連続陽線となり年初来高値を伺う値動きである一方、日経平均の27日木曜日の陰線、28日金曜日のほぼ十字線には、停滞感を感じさせます。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より、28日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番の変化はありません。特に日経平均では13週移動平均線までだいぶ近づいてきました。

・11月第1週の楽観的シナリオ
9月までのような上昇は期待できないとはいえ、TOPIXは25日移動平均線より上値を維持しており、下値も固いと見る人も多いようです。楽観的に買う投資家が多ければ、日経平均は25日移動平均線突破ののち、13500円台回復、TOPIXは一足早く年初来高値突破が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
一方、上値もなかなか更新できずにいるには違いありません。日経平均が25日移動平均線よりも下値で推移することが徐々に増えつつあります。株価上昇の鈍さに嫌気を感じる人が売り急ぐ状況になれば、日経平均は12800円台、TOPIXは1360ポイント台への下落もありえます。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観的シナリオ有利とします。徐々に13週移動平均線と現在値が近づいてゆく状況であろうと予想しています。また、11月突入に当たり、TOPIXの浮動株重視へ移行開始、各社の9月末中間期決算発表、祝日など、波乱要素の絶えない1週間となりそうです。

※もっと詳しく知りたい方、私の話を直接聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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