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10/3-7:弱気は窓から飛び降りるのか?

10月第1週、日経平均の終値は13,227.74円、TOPIXの終値は1,372.52ポイントでした。

両インデックスともかなりひさしぶりの週足陰線となりました。日経平均は高値のみが上昇し、安値、終値は下落しました。TOPIXは前週の高値を更新できず、安値、終値とも下落しました。8週連続陽線という上げを続けていた後であり、当然の一服と考えられます。弱気筋が一気に投げたとしても、下値で拾う強気筋がいるなら心配ないとも考えられます。

2005年10月3日~7日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均13,566.2013,783.6013,221.3313,227.74
TOPIX1,412.891,422.311,364.301,372.52
出典:各種報道より

・日足の状況
日経平均、TOPIXとでは、日足の状況が7日金曜日のみ異なりました。

日経平均は3日月曜日より「陰線陽線陰線陰線陰線」でした。
TOPIXは「陰線陽線陰線陰線陽線」でした。

両インデックスとも、5日から6日にかけて、窓明けの下落となっています。最近では2005年4月の急落が記憶に新しいですが、ある程度含み益がある人の場合、いくらでもいいので売る、という心境になりがちです。「弱気(熊、ベア)は窓から飛び出す」という格言そのままの状況なのでしょう。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXともに、上値より、7日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番は変わりません。13週移動平均線との乖離率もだいぶ縮小し、長期派にとっては、やっとよい押し目に入った程度の下落に見えるのでしょう。

・10月第2週の楽観的シナリオ
よい調整と見越し、下値での押し目買いが見られるでしょう。切り替えした後、日経平均なら13600円台、TOPIXなら1400ポイントへあっさり戻すなら、上昇トレンド継続の判断で問題ないでしょう。

・悲観的シナリオ
2005年4月の急落は2週続きました。今回も同程度の下げを覚悟するべきです。日経平均なら12700円台、TOPIXなら1320ポイント台の急落がありうる計算になります。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利とします。あまりにも一方的な株価上昇が一服し、市場も冷静になると思われます。売買高の水準が急落するでもない限り、いずれは高値を更新すると思われます。

※もっと詳しく知りたい方、私の話を直接聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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