10/31-11/4:早くもレンジ相場上抜け!
11月第1週の日経平均終値は14,075.96円、TOPIX終値は1,494.99ポイントでした。
両インデックスとも週足では上ヒゲが短い陽線で、下ヒゲがないためほぼ陽の丸坊主となりました。両インデックスともに、終値、高値、安値ともに上昇しました。日経平均では2001年5月以来の14000円台乗せ、TOPIXでは2000年10月以来の1499ポイントとなりました。
11月1日には東京証券取引所のシステムがストップするというアクシデントまでありましたが、そんな事件もおかまいなし、という雰囲気で力強い上昇を演じました。
2005年10月31日~11月4日の週足4本値は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 13,459.99 | 14,099.49 | 13,456.07 | 14,075.96 |
TOPIX | 1,432.01 | 1,499.00 | 1,432.01 | 1,494.99 |
・日足の状況
11月3日が祝日だったため、営業日は4日のみでした。10月31日月曜日からの日足は、日経平均、TOPIXともに、4営業日連続陽線となりました。TOPIXに至っては8営業日連続陽線となり、10月の株価停滞感を完全に払拭する動きになりました。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より、11月4日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番となっています。乖離率が再び大きくなりつつあります。
・11月第2週の楽観的シナリオ
日経平均は4年ぶり、TOPIXは5年ぶりもの高値圏を推移しています。多少は下落してもそれは押し目としてすぐ買われるように思えます。このまま出来高の高水準が続くなら、日経平均は14500円超えを、TOPIXは1550ポイント超えを早々に見られるでしょう。
・悲観的シナリオ
再び過熱感が強まっていますが、当面は各移動平均線との乖離率だけに注意しておけばよいのかもしれません。日経平均なら13600円台、TOPIXなら1430ポイント台程度の下落なら、上昇相場においての想定内の下落でしょう。
・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利とします。中長期的に見ても上昇トレンドの真っ只中には違いないようです。出来高が現在の高水準を維持するならば、株価も上昇傾向を維持するのでしょう。
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