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11/14-18:急上昇の反動のみ要注意

11月第3週の日経平均終値は14,623.12円、TOPIX終値は1,531.65ポイントでした。日経平均は4年11ヶ月ぶり2000年12月以来の高値、TOPIXは5年3ヶ月ぶり2000年8月以来の高値です。

日経平均、TOPIXともに、週足では大陽線となりました。日経平均は高値、安値、終値とも先週と比較して上昇しています。一方、TOPIXは安値のみが下落したものの、高値、終値は上昇でした。TOPIXのほうが下ヒゲが長い週足になっています。

2005年11月14日~11月18日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均14,218.7214,633.3514,015.6214,623.12
TOPIX1,501.121,534.991,461.831,531.65
出典:各種報道より


・日足の状況
各インデックスでは、15日火曜日のみ、日足の状況が異なりました。
日経平均は「陰線陽線陽線陽線陽線」
TOPIXは「陰線陰線陽線陽線陽線」
という具合でした。水曜日前場まで下落で推移し、その動きが週足下ヒゲの長さに現れました。週の序盤が下落基調だったため、水曜日後場以降の急上昇が特に目立ちます。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より、18日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番に変わりありません。この順番が変わらない限り、上昇トレンド継続だろうと思えます。

・11月第4週の楽観的シナリオ
日足ベースで数日調整すれば、すぐに上値を追う、という値動きが続いています。この勢いが続くなら、日経平均は早々に14900円台、TOPIXなら1580ポイント台に届くということがあるかもしれません。

・悲観的シナリオ
ついに東証一部の出来高が週を通じて20億株台で落ち着き始めています。出来高が増えなければ、徐々に株価上昇の勢いが弱まります。上値が重いという展開になれば、日経平均なら14200円前後、TOPIXなら1500ポイント前後への下落もありえるでしょう。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で悲観的シナリオ有利とします。前週後半の株価上昇は急すぎるので、その反動には備えたいところです。23日が祝日であること、9月末中間期決算発表が一段落したことにより、目先は方向感の乏しい状況も考えられます。もっとも、中長期的に株価は上昇傾向であることに変化はなさそうです。


※もっと詳しく知りたい方、私の話を直接聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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