11/28-12/2:ついに日経平均15000円台定着へ
11月第5週は大きく上げました。日経平均終値はついに15,421.60円、TOPIX終値は1,583.72ポイントでした。
日経平均、TOPIXともに週足は大陽線でした。、高値、安値、終値がともに先週と比較して上昇しています。
日経平均は2000年11月以来の高値、TOPIXは2000年7月以来の高値となっています。週末にかけて出来高が再び上昇に転じており、いよいよ投資家みな強気になりつつある状況です。
2005年11月28日~12月2日の週足4本値は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 14,847.58 | 15,421.60 | 14,821.75 | 15,421.60 |
TOPIX | 1,535.15 | 1,583.72 | 1,530.62 | 1,583.72 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、日足の状況は
「陽線陽線陰線陽線陽線」
と推移しました。両インデックスとも、12月1日、2日ともに高値と終値が同じ値となる高値引けとなっており、さらなる上昇を期待させる日足が続いています。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より、2日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順となっています。乖離率がかなり開いていて、近々大きな調整がありそうな雰囲気もあります。
・12月第2週の楽観的シナリオ
まだまだ上昇すると思っている人たちのほうが多そうです。出来高も再び上昇し始めて、2日には再び東証1部の出来高が33億株にもなりました。今後も出来高が30億株台を推移するようであれば、株価はさらなる上昇を見せるでしょう。日経平均なら16000円台、TOPIXなら1630ポイント台の声が聞こえるかもしれません。
・悲観的シナリオ
あまりにも株価上昇が急すぎます。数日、株価上昇が鈍いと思える局面があると、すぐに調整終了とばかりに株価が上げているようです。しかし、各種指標、オシレータは明らかに過熱感を示しています。十分に利益が出た人による、譲渡益税調整の売却もあるかもしれません。日経平均なら15000円割れ、TOPIXなら1520ポイント程度の下落はありえます。
・楽観と悲観の割合予想
6対4で今回は悲観的シナリオ有利とします。日経平均は今年2回目の6週連続陽線となっており、今後いつでも10月上旬のような方向感のない展開になってもおかしくありません。また、TOPIXは過去5週間の週足が陽線と陰線の繰り返しになっていて、この傾向が続くなら次週は陰線の予定になってます。
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