12/5-9:上昇傾向に変更なしか?
12月第2週はハプニングにより、もみ合いました。日経平均終値は15,404.05円、TOPIX終値は1,591.23ポイントでした。
日経平均の週足はほぼ十字線に近い陰線で、高値と安値はそれぞれ前週を上回りましたが、終値は前週比下落となりました。一方、TOPIX週足は小陽線で、高値、安値、終値ともに前週比上昇でした。
誤発注によるハプニングや、経済指標の発表など各イベントが多く、値動きは比較的狭い範囲で推移しました。
2005年12月5日~9日の週足4本値は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 15,413.52 | 15,572.72 | 15,117.15 | 15,404.05 |
TOPIX | 1,587.28 | 1,609.44 | 1,563.59 | 1,591.23 |
・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、日足の状況は
「陽線陰線陰線陰線陽線」
となりました。日経平均は6日火曜日以降、TOPIXは7日水曜日以降、日足ベースで上値を切り下げる展開でした。ただし、8日木曜日、9日金曜日の日足は、両インデックスとも切り込み線になっています。翌営業日以降の上昇が期待できる形です。
・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より、9日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番に変化はありません。株価上昇が滞ったため、乖離率などの数値が改善しています。
・12月第3週の楽観的シナリオ
誤発注というトラブルはいただけませんが、結果的によい押し目となり、さらなる上昇を期待できる雰囲気が整いました。日経平均ならいよいよ15800円台、TOPIXは1600ポイント台への定着を試す動きになりそうです。
・悲観的シナリオ
誤発注はいただけません。なぜ、実際の発行株数よりも数十倍も大きい売買注文が処理されるのでしょうか? 投資家の不信感に火がついた場合、日経平均なら15000円前後、TOPIXなら1520ポイント前後への下落は十分あり得ます。上値での十字線に近い週足も気になります。
・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利とします。ただし、誤発注に関する処理にどのような方法が取られるか注意が必要かもしれません。それを除けば、今後の好景気期待、好業績期待を背景に、中長期的に株価が上昇傾向を示しそうだ、という点に変化はなさそうです。
※もっと詳しく知りたい方、私の話を直接聞いてくださる方は、直接ご連絡ください。
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