フィギュア:男子、採点ミスで順位入れ替え
あってはならないミスだと思います。ただでさえ人為的な感覚に左右される採点競技です。
昨日のフィギュアスケート男子、織田選手と高橋選手の事実上の一騎打ちにて、採点係のミスにより、一度発表された順位が入れ替わるという事件が起きてしまいました。
織田選手のプログラムは、3回連続の3回転だったのか、3回転-3回転-2回転だったのか? 勝負をかけたコンビネーション最後のジャンプで、転倒してしまいました。
転倒したジャンプは、3回転だったのか? 2回転だったのか? 演技した織田選手は2回転と判断し? 採点者は3回転挑戦の失敗と判断した? この判断の違いが、運命を分けてしまいました。
ジャンプには、サルコウ、ルッツ、ループ、フリップ、トゥループ、アクセルなどなど、主なものだけでも6種類のジャンプがありますが、プログラムを組む場合、「3回転以上の同じジャンプを2回飛べるのは2種類まで」という決まりがあるそうです。
転倒した最後の3回転は、トリプルループだったそうです。織田選手はほかに、トリプルルッツを2回、トリプルトゥーループを2回、プログラムに組み込んでいました。最後に飛んだジャンプが、トリプルループ。これが、3種類目の「同じ種類の3回転ジャンプ2回」に認定され、得点が取り消されたのです。
織田選手にとっては、悔やんでも悔やみきれないプログラム選択ミスとなったかもしれません。それとも、コンビネーションの失敗ジャンプは2回転である、という提訴を行うでしょうか?
【参考リンク】
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