葬儀費用も比較して選ぶ時代
葬儀費用に関して、終身保険で準備する場合、200万~300万円くらい準備し、あとは預貯金と香典でまかなえるのではないか、というお話をよくさせていただきます。
その根拠は、葬儀費用の平均値が345万9000円である、というデータを元にしています(平成14年3月:東京都生活文化局「葬儀にかかわる費用等調査報告書」より)。
↑の参考リンクの中で、「葬儀社支払」すなわち葬儀社への支払額が別立てになってますが、この部分をなるべく賢く節約しよう、と思う人が増えているようです。
11月30日付けの日経流通新聞MJによりますと、これまで葬儀社へ支払う費用はいまいち不明瞭、すなわちわかりにくいものだったが、近親者のみの簡素な葬式を望むニーズと、サービス内容のネット上での比較が容易にできるようになったことにより、値下がり傾向が続いているとのことです。
葬式というのは、バタバタと行われていつの間にか請求書がやってくるという印象が強いです。それでも、賢く費用が少なくて済むよう考える客(遺族)と、そのニーズに応える葬儀社が台頭してきているそうです。葬儀費用も、より安くより便利に、という流れになっているのかもしれません。
となると、終身保障で残すべき生命保険も、葬式代だけでよいというなら、その分安い保険金でよいということにもなります。もしくは、葬儀社の互助会やら共済やらに加入するほうが賢くて、生命保険は相続対策など、もっと大きなお金の需要に対応するさいに活用するのが合理的なのかもしれません。
【参考リンク】
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