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1/23-27:一気に調整終了で上値追い再開か?

1月第4週の株式市場は前週に引き続き波乱の相場となりました。

各インデックスの27日終値ですが、日経平均は16,460.68円、TOPIXは1,690.32ポイントでした。

2006年1月23日~27日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均15,497.6116,460.6815,312.7116,460.68
TOPIX1,603.701,691.181,585.901,690.32
出典:各種報道より

日経平均、TOPIXともに週足は大陽線となりました。日経平均、TOPIXともに、前週と比較し高値、安値、終値のすべてが上昇となりました。前週の下落を帳消しにするほどの大相場となりました。

・日足の状況
両インデックスとも、日足は次のとおりになりました。

「陰線陽線陰線陽線陽線」

23日月曜日が下落で始まり、13週移動平均線よりも下回る局面となりました。しかし24日火曜日以降はじりじりと上昇する展開となりました。27日金曜日には、前場で上値メドと思われた25日移動平均線近辺を上回って始まったことで勢いが付き、後場ではさらに上昇ピッチが上がった様子です。

・週移動平均線との位置関係
両インデックスとも、上値より27日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番となりました。一度は13週移動平均線を下回る状況もあったことから、高すぎるという印象はだいぶやわらいでいると思われます。

・1月第5週~2月第1週の楽観的シナリオ
ザラ場での1月高値をあっさり上回るようであれば、さらに上昇に勢いがつく可能性は否定できません。日経平均なら17000円台突入、TOPIXなら1740ポイント台への上昇が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
もし、30日月曜日に、日経平均が16500円、TOPIXが1700ポイントを上回れずに下落スタートとなるなら、日足では見事なダブルトップ、2点天井となります。より強い上値メドとして認識され、再び短期的な下落局面ともなりえます。そうなった場合でも、下落メドは日経平均では15700円前後、TOPIXでは1620ポイント前後でしょう。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で、楽観的シナリオ有利とします。著名経営者の逮捕により、関係会社の売買が徐々に落ち着いてくることで、市場全体も平穏になりつつあります。東京証券取引所の立会時間短縮はいまだ続いており、まだ予断を許さぬ状況ですが、今後の正常化期待で安心して売買できるのであれば、出来高を伴った上昇となりえます。

※もっと詳しく知りたい方、私の話を聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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