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2/20-24:上昇相場継続の正念場か?

2月第4週の株式市場は、前週終値よりはだいぶ高値に戻したものの、前週の高値までは回復しませんでした。

各インデックスの2月24日終値は、日経平均が16,101.91円、TOPIXが1,647.74でした。

2006年2月20日~24日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均15,620.5816,118.1115,389.5816,101.91
TOPIX1,595.971,649.311,568.501,647.74
出典:各種報道より

日経平均、TOPIXともに週足は陽線となりました。日経平均、TOPIXともに、前週と比較して終値は高かったものの、高値、安値はそれぞれ下落となりました。

・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、5日間の日足は次のとおりになりました。

「陰線陽線陰線陽線陽線」

両インデックスとも、日足だけを見ると20日月曜日の安値からは、24日金曜日まで一貫して上昇したように見えます。

・週移動平均線との位置関係
日経平均、TOPIXとも、上値より2月24日終値、13週移動平均、26週移動平均、52週移動平均の順番に戻りました。現段階では24日終値と13週移動平均線との差はごくわずかであり、再び順番が入れ替わる可能性も高いです。

・2月第5週~3月第1週の楽観的シナリオ
13週移動平均線よりも上値に復活したので、次は25日平均線を上回ることが目標になります。簡単に上回れるようなら、続伸への安心感が生まれます。日経平均なら16400円台、TOPIXなら1680ポイント台への上昇が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
出来高は相変わらず減少傾向です。また、週足比較で高値と安値がそれぞれ下落しているのが、週足陽線を打ち消すサインにも見えます。25日移動平均線をなかなか上回れない場合、再び下落に転じるかもしれません。日経平均なら15700円以下、TOPIXなら1620ポイント以下への下落もありえます。

・楽観と悲観の割合予想
今週は6対4で楽観的シナリオ有利とします。ただし、目先楽観シナリオで進んだとしても、もし各インデックスが2006年1月10日前後の高値に到達した後に下落に転じた場合、日足がきれいなヘッド&ショルダーの形になる可能性が高まります。今週中に日経平均が16400円前後、TOPIXが1680ポイント前後まで上昇したなら、その後にどのような株価推移となるか、注目したいところです。

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