12/18-22:17000円台で年越しか?
12月第3週の株式市場は、11月下旬より続いている上昇傾向のまま推移しました。目先の上値と思われた日経平均17000円、TOPIX1672ポイントを上回ったのは明るい材料です。
各インデックスの12月22日の終値は、日経平均が17,104.96円、TOPIXが1,672.10ポイントでした。
※次回掲載は1月9日の予定です。
2006年12月18日~22日の週足4本値は以下のとおりでした。
指数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 16,962.65 | 17,109.17 | 16,754.21 | 17,104.96 |
TOPIX | 1,663.62 | 1,676.20 | 1,643.05 | 1,672.10 |
日経平均、TOPIXともに、週足は下ヒゲの長い陽線となりました。両インデックスとも、前週と比較して、高値、安値、終値のすべてが上昇となりました。
・日足の状況
12月第3週の日足は、インデックスごとに異なりました。
日経平均は、「陰線陰線陽線陽線陽線」でした。
TOPIXは「陽線陰線陽線陽線陽線」でした。
19日火曜日の下落が小さな押し目となり、その後の上昇への勢いをつけた印象です。
・週移動平均線との位置関係
週足の各移動平均線の位置関係は先週と同様でした。
日経平均は、上値より、12月22日終値、13週移動平均線、52週移動平均線、26週移動平均線の順番でした。
TOPIXは、上値より、12月22日終値、52週移動平均線、13週移動平均線、26週移動平均線の順番となりました。
株価が安定的に週足の重要な平均線を上回るようになりました。中長期を見越した場合、上昇期待を抱かせます。
・12月第4週~1月第1週の楽観的シナリオ
現在の日本円安、好景気観測が続き、株価は上値を追いそうです。多少の押し目があったとしても、上昇基調は変わらないでしょう。日経平均なら17300円台、TOPIXならいよいよ1700ポイント台への突入が見られそうです。
・悲観的シナリオ
過去6ヶ月において高値圏で推移しており、いつ反動下落が起きてもおかしくありません。ただし、出来高が増加傾向に入り、下落は限定的のようです。日経平均で16700円、TOPIXで1650ポイント程度の下落に備えれば十分でしょう。
・楽観と悲観の割合予想
今週も、6対4で楽観的シナリオ有利とします。年末から年明けにかけては、それほど状況に変化がないと思われます。多少の下落があれば、それは押し目として判断されそうです。
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