よいお年を
12月の、最後の平日も終わろうとしています。
2006年を改めて振り返ると、自身のFPとしての存在を改めて見つめなおした1年となりました。
実は、1月ごろ、大切なお客様を失いました。
このお客様は、FPとしての私に連絡をくださった方で、FPとして対応しているつもりでした。
ところが、お客様の強いご希望により、あたかも営業員を別な方にしたい、というような扱いを受けることになりました。
実際にこの話を切り出されたとき、私としては、仕方ないかと思える面もありました。ただ、振り返って、私のどこが不満だったのか、結局のところわからずにいました。
それに気がつかせてくれたのが、Mr.FPのセミナーでした。
FPは保険会社、証券会社に偏らない、公平なアドバイスが売りです。しかし実際には、保険営業だって、証券仲介業だって、お客様に配慮した活動はできます。では、FPがFPとして認めてもらえるためには、何が必要だったのでしょうか?
Mr.FPのセミナーでは、FPとしての情報提供、FPとしての提案書作成が重要だ、と教えていただきました。
最終的には、保険も投資も重要ですが、それ以前にお客様のライフプラン、計画、ポリシーが重要であり、それを踏まえた提案書を作ることが、本来のFPの仕事だというのです。
最終的な商品を決定する際の、商品提案書のレベルでは、FPも保険営業も証券営業も差はありません。
差がないなら、お客様から区別が付かないのもうなずけます。
自分はFPだと思っていても、お客様が単なる営業だと思われている場合もあるわけです。
コントロールできるのは自分自身のことだけです。他人のイメージ(偏見)を変えるには、自分が変わるしかありません。
そのようなことに気がついて以降、FPとしてどうあるべきか、より深く考えるようになりました。
FPとしての認知度を上げるため、無料賞冊子配布なども試しています。
※現在は募集していません(2014年2月13日追記)。
FPフェアでは、実務研修に参加してみました。
海外のFP事情に直接触れる機会もいただきました。> 前編、後編
FPとして認知してもらうには、セミナーができるようになったほうがいいだろうと思い、セミナー運営法のセミナーにも参加してみました。
気がつけば、保険営業や証券仲介業としては、各関係者にあまり貢献できていない1年間だったように思いますが、FPとしての経験値は、だいぶ上がって来たのではないかとも感じています。
おそらく、今の私であれば、1月にお客様を失ったようなケースを、未然に防げるのではないかと思います。
来年こそは、1人でも多くのお客様に、FPとしてお役に立てる1年でありたいと思います。
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