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1/22-26:TOPIXの26週と52週移動平均線のゴールデンクロスとなるか?

1月第4週の株式市場は、ついに日経平均が昨年の高値に到達、1月25日には日中に17,617.64円となり、2000年7月以来の高値となりました。ただし、その後は少々下落気味に推移しました。

各インデックスの1月26日の終値は、日経平均が17,421.93円、TOPIXが1,728.02ポイントでした。

2007年1月22日~26日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均17,429.9017,617.6417,300.8417,421.93
TOPIX1,725.601,749.181,714.921,728.02
出典:各種報道より

日経平均の週足は上ヒゲ、下ヒゲがともに長い陰線、TOPIXの週足は上ヒゲ、下ヒゲがともに長い陽線となりました。前週と比較して、両インデックスともに、高値、安値、終値のすべてが上昇しました。

両インデックスとも、週足を見る限りではまだまだ上昇トレンドに見えます。ただ、上ヒゲの長さが気になります。

・日足の状況
各インデックスの日足は、異なる並びになりました。

日経平均は、「陰線陽線陽線陰線陽線」となりました。
TOPIXは、「陽線陽線陰線陰線陽線」となりました。

日経平均、TOPIXとも、25日木曜日の午前中に週の高値をつけた後、大きく下落しました。しかし、26日の日足はともに下ヒゲの長い陽線であり、今後はそれほど大きく下げないようにも思えます。

・週移動平均線との位置関係
週足の各移動平均線の位置関係は、前週と変わりありませんでした。

日経平均は、上値より、1月26日終値、13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線の順番でした。
TOPIXは、上値より、1月26日終値、13週移動平均線、52週移動平均線、、26週移動平均線の順番でした。

TOPIXの52週移動平均線と26週移動平均線がいよいよ迫ってきました。現状の株価水準が続くなら、1~2週中にゴールデンクロスとなるでしょう。

・1月第5週~2月第1週の楽観的シナリオ
日経平均が先に昨年の高値を越えました。次はTOPIXの番でしょう。徐々に上値を切り上げていきそうです。日経平均なら17800円台、TOPIXなら1760ポイント台が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
いつ、大き目の押し目の下げがあってもおかしくない状況です。隔週足移動平均線との乖離も大きくなっており、反動があった場合、思わぬ急落も考えられます。それでも、日経平均なら、17100円前後、TOPIXなら1700ポイント前後の下落に備えれば十分でしょう。

・楽観と悲観の割合予想
今週も6対4で楽観的シナリオ有利と考えます。金利据え置きの影響が残る上、思わぬ円高、原油高にならない限り、株価は順調に推移しそうです。もっとも、3月末決算銘柄の第3四半期決算がピークを迎え、それらを見据えた慎重な売買となる可能性も否定できません。

・気になるニュース
ヤフーニュースより
「為替」 強い米経済指標継続で利下げ観測後退、ドル高止まり121.62円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070127-00000001-fis-brf

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