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12/25-1/5:新年いきなり押し目のスタートか?

12月第4週から1月第1週にかけては、おおむね上昇傾向で推移しました。大納会、大発会にかけては年末、年始の心理から順調に株価が上げました。ただし、1月5日金曜日の急落は、その値幅が大きいことから少々気がかりです。

各インデックスの1月5日の終値は、日経平均が17,091.59円、TOPIXが1,675.33ポイントでした。

2006年12月25日~29日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均17,104.8017,301.6917,056.5917,225.83
TOPIX1,670.071,685.761,659.391,681.07
出典:各種報道より

日経平均、TOPIXともに、週足は陽線となりました。両インデックスとも、12月第3週と比較して、高値、安値、終値のすべてが順調に上昇しました。この段階で、5週連続の週足陽線でした。

2007年1月4日~5日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均17,322.5017,379.4617,011.1017,091.59
TOPIX1,692.941,701.451,670.351,675.33
出典:各種報道より

日経平均、TOPIXともに、週足は陰線となりました。12月第4週と比較して、日経平均は高値のみが上昇、安値と終値は下落となりました。TOPIXは、高値と安値が上昇、終値のみが下落となりました。

5週連続週足陽線を受けての、久しぶりの陰線は当然の反動とも考えられます。

・日足の状況
12月25日から、1月5日までの日足は、インデックスごとに異なりました。

日経平均は、「陰線陽線陽線陰線陰線陽線陰線」でした。
TOPIXは、 「陰線陽線陰線陰線陽線陽線陰線」でした。

なんといっても1月5日金曜日の大陰線が目を引きます。この大陰線の心理面への影響が心配です。

・週移動平均線との位置関係
週足の各移動平均線の位置関係は先週と同様でした。

日経平均は、上値より、1月5日終値、13週移動平均線、52週移動平均線、26週移動平均線の順番でした。
TOPIXは、上値より、1月5日終値、52週移動平均線、13週移動平均線、26週移動平均線の順番となりました。

日経平均では52週線と26週線のゴールデンクロスが、TOPIXでは52週線と13週線のゴールデンクロスが目前となっています。

・1月第2週の楽観的シナリオ
正月気分が抜けた、本格的な相場のスタートです。下落が数日続いたとしても、押し目狙いの投資家の登場を期待したいところです。日経平均なら再び17300円台、TOPIXなら1700ポイント台が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
とにかく1月5日の日足大陰線が気がかりです。1月8日までにさらなるユーロ安、ドル安、円高が進行し、海外市場の動向も思わしくない場合は、日本市場もさらに下落する可能性を感じます。日経平均なら16800円割れ、1660ポイント割れもありえます。

・楽観と悲観の割合予想
今週は6対4の割合で悲観的シナリオに転換します。1月5日の日足大陰線、1月第1週の週足陰線により、押し目と思える下落が数日間続く可能性が高いと見ます。近隣諸国で再び核実験が行われるなどの噂のほか、円高、原油安、海外市場安など、海外での要因に注意しながらの売買となりそうです。

※もっと詳しく知りたい方、私の話を聞いてくださる方は、直接ご連絡ください

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