« ジャンプ:日本が団体で銅メダル | トップページ | 祝・合格 »

2/19-23:TOPIX15年来高値からさらに上値に定着か?

2月第4週の株式市場は、日銀金融政策決定会合の結果を気にしながらの推移となりましたが、実際には利上げが行われた前後に関係なく、株価は上昇基調となりました。多少の利上げでは現在の景況感、海外情勢からか株高基調は変わらない様子です。

各インデックスの2月23日終値は、日経平均が18,188.42円、TOPIXが1,814.96ポイントでした。

2007年2月19日~23日の週足4本値は以下のとおりでした。

指数始値高値安値終値
日経平均17,835.1318,239.1317,810.0518,188.42
TOPIX1,770.701,817.971,766.691,814.96
出典:各種報道より

日経平均、TOPIXともに、週足はふたたび大陽線となりました。前週と比較して、高値、安値、終値がともに上昇しています。

前週の勢いは衰えを知らず、日経平均は一時18200円台となりました。TOPIXも1810ポイント台に到達。TOPIXのこの水準は1991年11月以来です。

・日足の状況
日経平均、TOPIXともに、前週の勢いのまま、陽線が途切れませんでした。

「陽線陽線陽線陽線陽線」

これで2月9日金曜日から続けて10日連続の陽線となっています。ここまで上昇が続くと、心理的にはいつ反落となってもおかしくない状況です。

・週移動平均線との位置関係
週足の各移動平均線の位置関係は、先週に引き続き、両インデックスともに上値より、2月23日終値、13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線の順番となりました。

いわゆる安定的な順張り相場です。短期的には乖離率が大きすぎることによる反落だけが心配です。

・2月第5週~3月第1週の楽観的シナリオ
実質的に3月相場入りとなり、東証1部の売買高が急増しています。特に2006年6月以来の出来高30億株越えを見せるなど活況であり、この盛り上がりが続くようならまだまだ株価は上昇するでしょう。日経平均なら18500円台、TOPIXなら1840ポイント台がありえます。

・悲観的シナリオ
各移動平均線からの乖離率が大きくなってきたことが気がかりです。一方的な上昇を続けたこともあり、いつでも反落はありえます。日経平均なら17900円台、TOPIXなら1790ポイント台への反落には備えたいところです。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で、楽観的シナリオ有利とします。これほどの勢いにはついていくしかありません。出来高のピークがいつ来るかを注意深く観察し、いつでも下落はある、程度の気持ちだけは残しておきましょう。

・気になるニュース
ヤフーニュースより
「為替」 地政学的リスク&米金利低下でドル軟化120.93円、原油続伸61.80ドル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070224-00000001-fis-brf
家計のリスクマネーは不十分=福井日銀総裁が「投資の勧め」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070225-00000051-jij-bus_all

※どんな経済状態でも、ライフプランを踏まえた投資が重要です。ご興味のある方はご連絡ください

« ジャンプ:日本が団体で銅メダル | トップページ | 祝・合格 »

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。