フィギュア:前哨戦終了でマイズナーの調子が上がる?
3月に東京で行われる、世界選手権に向けて、その前哨戦ともいえる各大会が軒並み終わりました。
女子を中心に見てみましょう。
昨年の世界選手権優勝のキミー・マイズナーさんが、全米選手権と四大陸選手権で優勝。
欧州選手権では、カロリーナ・コストナーさんが優勝、サラ・マイヤーさんが2位。
格が少々下の大会ですが、アジア大会。キム・ヨナさんが欠場しましたが、中野友加里さんが優勝。
これらの人たちと、前哨戦に参加しなかったキム・ヨナさん、日本の安藤美姫さん、浅田真央ちゃんとの優勝争いになるのかな? と感じます。
これまでの大会でたたき出した得点を見ると、実際には安藤さんと浅田さんの一騎打ちの様相も感じます。
もっとも、安藤さんはケガを抱えてます。どこまで回復しているか不安です。そして、浅田さんも実は、今期の演技は安定していません。
この二人の演技次第で、アメリカのマイズナーさん、イタリアのコストナーさん、スイスのマイヤーさん、韓国のヨナさんにも、十分チャンスがあるだろう、という雰囲気です。中野さんは、ちょっと辛いかな?
特に、去年の世界選手権チャンピオンのマイズナーさんは、きっちり3月に標準を合わせてます。2大会続けて勝っており、グランプリファイナルのころのいまいちな雰囲気がありません。
男子はさらっと。
ロシア勢の声が聞こえてこないのが不気味ですが。おそらくはアメリカのライザチェックが本命候補。そこに日本の高橋くん、織田くんがどこまで健闘できるか? という感じでしょう。
ともあれ、正式エントリーが楽しみです。
【参考リンク】
ISU世界フィギュアスケート選手権大会 2007 東京