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ゼロからの資産運用入門(10)

おまけコラム 単利と複利とマーケットリスク

 金融商品を扱うさいに注意したい、単利、複利、マーケットリスク(値動き)に関して、念のため取り上げます。

 単利の仕組みは、次のとおりです。なお、今回は便宜上、税金は考慮しません。
 100万円を預けます。年利1%だとすると、1年目は100万円に対して1万円の利金が支払われます。2年目も同様に、100万円に対して、1万円です。合計で102万円です。
 国債など債券の利金や、株式の配当金は、単利と考えられます。
 次に、複利の仕組みを考えます。
 100万円を預けます。年利1%が複利だとすると、1年目は単利と同じ100万円に対して1万円の利金が支払われます。単利と違うのは、この1万円に対しても、翌年に利金が支払われるという点です。すなわち、2年目は100万円から1万円の利金と、1万円から100円の利金が支払われます。合計で102万100円です。単利よりは明らかに有利です。
 銀行預金の利子は複利です。また、定期分配型投資信託も、投資のしかたによっては複利の効果が活用できる金融商品です。
 マーケットリスクとは、値段が動くことです。
 あるものを100万円で買います。誰か別な人がもっと高い価格で買ってくれるかどうか探します。もしかしたら、すぐに103万円で買ってくれる人が現れるかもしれません。97万円に値段を下げないと買ってくれる人が現れないかもしれません。これが「リスク」の本質です。
 株式が代表的な商品です。債券も時価売買できますが、ほしい債券を扱っている窓口を探すのが大変かもしれません。

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