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6/11-15:参議院選挙まで堅調相場が続くのか?

6月第2週の株式市場は、前週の週足陰線を引き継いで下落でスタートしました。出来高も少なくなり、ずるずるとした下落が心配されましたが、13日水曜日に、日経平均が一時17600円を割ってからは急反発しました。

各インデックスの6月15日終値は、日経平均が17,971.49円、TOPIXが1,772.94ポイントでした。

2007年6月11日~15日の週足4本値は、以下の通りでした。

指数始値高値安値終値
日経平均17,899.0218,007.9917,591.9317,971.49
TOPIX1,768.651,773.581,731.411,772.94
出典:各種報道より

各インデックスとも、週足は下ヒゲが非常に長い陽線となりました。前週と比較して、高値、安値は下落しましたが、終値は上昇しました。

下ヒゲの長さが、新たな目先下落メドを感じさせます。3月上旬からの下値切り上げ傾向は継続していると見て取れます。

・日足の状況
6月第2週の日足の並びは、インデックスごとに異なりました。

日経平均は、「陰線陰線陽線陽線陽線」でした。
TOPIXは、「陰線陰線陽線陰線陽線」となりました。

13日水曜日前場まで下落したものの、切り返して陽線となったあとは、2日続けて窓を開けた上昇となりました。14日木曜日は小動きとなったため日経平均とTOPIXとで日足が異なりましたが、おおむね同じ傾向で上昇したと考えられます。

・週移動平均線との位置関係
6月第2週における、週足の各移動平均線の位置関係は、両インデックスともに次の順番となりました。

15日終値、13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線

TOPIXは前週、13週移動平均線と26週移動平均線のデッドクロスが起きていましたが、今週は改めて順番が入れ替わりました。このまま「ダマシのデッドクロス」となってほしいところです。

・6月第3週の楽観的シナリオ
金融政策決定会合において、現状の金利政策が目先継続となったことから、円安傾向も継続。中東情勢の悪化から石油も高値、ニューヨークなど海外市場も高値で推移しており、日本の株式も追随すると思われます。日経平均は年初来高値水準である18300円台、TOPIXは1800ポイント台が見られるかもしれません。

・悲観的シナリオ
上昇感の乏しさを感じさせる値動きの場合は注意が必要です。出来高の減少も気になります。日経平均が18100円前後でもたつく場合は、目先の天井として意識されるでしょう。それでもそのさいの下落は押し目であり、日経平均なら17700円前後、TOPIXなら1730ポイント前後を意識すれば十分でしょう。

・楽観と悲観の割合予想
6対4で楽観的シナリオ有利の判断を継続します。参議院選挙の日程がいつになるか気になるところですが、国内の景気が堅調である上、円安傾向、海外市場の好調など、無理に悲観を感じる必要はなさそうです。このままゆっくりとした上昇が長く続けばよいと考えます。

・気になるニュース
ヤフーニュースより
「為替」 日本の低金利継続観測に円安値更新123.66円/165.27円、原油続伸68.30ドル/ニューヨーク外国為替市場概況
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000001-fis-brf

※どんな経済状態でも、ライフプランを踏まえた投資が重要です。ご興味のある方はご連絡ください

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