なるべく多角的に見るべき
ミシュランガイド東京2008、大ヒットのようで何よりです。連日、テレビで宣伝されれば、興味はいやでも高まります。
なんとか本を入手しましたが、お店の紹介は見開き2ページにつき1店、うち1ページ以上は写真に費やし、フルカラーでページ数は合計416ページ。カバーとオビにはエンボス処理。カバーを取った本体にもカバーと同じデザイン&ここにもエンボス処理&なぜかバーコードまで入ってる(^^;;; しかもタント紙の見返し付き。下絵とエンボス処理がずれているのはわざとなのかミスなのか不明ですけど、この作りで本体2200円なのは驚異的です。まぁ、初版は15万部というのも納得です(うち日本語版が12万部らしいです)。それくらい作らないとこの値段にはなりません。
東京全部が掲載エリアになっておらず、具体的には文京区、千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、渋谷区、新宿区、豊島区のみのガイドになっており、未完成な雰囲気もあります。
掲載店やその格付けに関して、いろいろ意見はあるでしょうが、自分の舌であらゆる店の味を確認できるわけでない以上、このようなガイド本を参考にするのは、結局のところベターかと思います。
また、今回のミシュランの盛り上がりに便乗して、ザガットサーベイ東京、東京いい店うまい店、東京最高のレストランなど、ほかのレストラン紹介本にも興味が向かうでしょう。実際、私は買いました(^^;;; 目の前に4冊のレストランガイドがあったりします。
ある1つのガイドだけを鵜呑みにせず、いろいろな角度から分析、さまざまな情報を収集してみるのは、レストラン選びに限らず、ライフプラン検討、金融資産運用の実行のさいにも重要だと思います。