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近所のコンビニの迷走~デニーズからデニーズへ~

別に現在の経済状況はファミレスに限らず、全世界的な金融危機によるデフレ突入のせいなのでしょうが。

ファミリーレストランという業界は、そのビジネスモデルがそもそも「ファミリーで食事しなくなった」ってあたりから、かなり厳しい状況には違いないようです。

それに加えて、郊外型駐車場ありな一戸建てタイプのファミレスは、アウトレットモールのレストランに客を奪われてる状況だったりします。

そんな影響もあるのでしょうが、近所のファミレスもかなり迷走しています。

うちの近所には、もともと「デニーズ」がありました。

数年前、この「デニーズ」が「プレディ」というファミレスに変わりました。

かなり野心的な業態変更に見えました。

売りは、食べ放題の石釜焼きパン。それに、プリフィックスコースを意識したメニュー構成。

すなわち、スープ、サラダ、グリル、パスタの各料理がそれぞれ小皿になってて、1品づつ自由に組み合わせてください、という仕組みだったんです。

オシャレな雰囲気で、こういうのもありかな? と、フランス料理やイタリア料理のディナーに目覚めた私には映りました。

ただ、自分の地元の客層に合うのかな?

コースっぽくメニューを選んでいくと、お会計が高めになっちゃうな?

とか、不安材料もありました。

しばらくすると、普通のランチが始まったり、野菜バイキングが始まったりして、当初目指したであろう高級オシャレ路線とちょっと違うかも、という雰囲気になってきました。

お客も、デニーズだったころに比較して、あまり入ってないかも、という印象になりました。

で、つい先ほど、店の前を通ったら、なんと、看板が再び「デニーズ」に戻っていました

看板には、でっかく「ランチ680円」。
13時くらいでしたが、客待ちエリアには、人がごった返してました。

「プレディ」ってのは、多少の高級路線を狙っていたと思うのですが、今現在、ファミレス不況の最中でお客が集まっているのは実は、「ガスト」とか「サイゼリヤ」など、低価格追求路線の店だと思うのですよ。

結局のところ、うちの近所のこの店も、改めて低価格路線に舵を切りなおした、ってことなんだと思います。

野心的な試みだった「プレディ」は、なかったことにされるのでしょうね。

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