新帝王と呼ばれて32年、今だ健在!:全英オープン
トム・ワトソンという名前を、久しぶりに聞いた気がしました。
しかも、優勝争いがテレビ中継されるなんて、数十年ぶりではないでしょうか?
私は実は、小学生のころ、ゴルフ中継を見るのが大好きで、当時から可能な限り、テレビでゴルフを見てました。
そのころに活躍していたのは、日本では尾崎、中島、青木、女子では樋口、外国人ではジャック・ニクラウスと、トム・ワトソンでした。
7月19日まで行われていた、全英オープンでは、そのトム・ワトソンが、最後まで優勝争いを繰り広げました。
懐かしいあのトム・ワトソン。もう59歳ですか。でも、59歳とは思えない大活躍でした。
4日間通算で争うゴルフ。トータル71ホール目までで、ワトソン選手は3アンダーで単独トップでした。
72ホール目。18番ホールパー4。ここをイーブンパーで乗り切れば、優勝のはずでした。
セカンドショットは、ピンを超え、グリーンをぎりぎり外れる。でも、ここから2打で入れればOKでした。
パターを選択し、ピンを狙うも、少々力が入りすぎて、2~3メートルオーバー。1打で入れるには少し難しい距離が残ります。
返しのパット。これを入れれば優勝という大事なパット。しかし、今度は力が弱くてショート。痛恨のボギー。
2アンダーで先にホールアウトしていた、シンク選手とのプレーオフとなりました。
そのプレーオフを戦いきる力が、ワトソン選手には、残っていなかったのかもしれません。
ショットはブレまくり。バンカーに入るは、ラフに入るは。アプローチなどでは絶妙な技を見せますが、どうも体のブレの修正が効かなくなっていたようでした。
残念ながら、メジャー史上最高齢優勝はなりませんでしたが、50代、あわよくば60代でも、優勝争いができる、そんな明るい話題を提供してくれました。
シンク選手もたたえなければなりませんが、今回の主役は、リンクスが得意なワトソン選手だったのは確かです。
« 勢ぞろい:おもしろCM | トップページ | 衆議院解散、総選挙へ! »
「スポーツ」カテゴリの記事
- パリオリンピックが一段落(2024.08.12)
- 誰も幸せにならない直前すぎた体操五輪代表女子選手の処分について(2024.07.20)
- 大谷翔平選手の銀行口座が元通訳水原一平氏に好き勝手に使われていた件(2024.04.13)
- サッカー代表戦がテレビで見られないならネットで見ればいいじゃない?(2024.01.19)
- 大谷選手、本業は年収200万ドルも副業から年間5000万ドルか?(2023.12.16)